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管理人の相方・夜葉によるガンプラ合成絵第三弾。
以下、イラストに夜葉がつけてくれたイメージ小話です。
先程までの戦闘が嘘のような静けさだった。
辺りはまだ、モビルスーツから出ている黒煙や砂煙などで視界は悪かったが、徐々に落ち着きを取り戻している。
彼女はコックピットの中で目を閉じていた。
どの位時間が経ったのだろうか。彼女はふと気配を感じ、目を開けた。
「月・・・」
目の前わずか上空にそれは浮かんでいた。
シルバーステッチが無いそれは、彼女が見て来たものとは違うはずであった。
しかし、月には変わりない。彼女はいろんな想いがこみ上げて来る事に苦笑し首を振った。
ハッチを開けると、ムッとした空気が流れ込んできた。
彼女はハッチの上に腰掛けると、いつまでも月を眺めていた……。