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※2006年に旧ブログで受け取ったお題バトンに、ヒイロ×リリーナで答えてみたものです。
■キーワード１ 『雪』
「あなたったらまるで、この雪みたいね。突然空から現れたと思ったら、気付いた時にはもう消えているの。もうすこしくらいこの手に留まってくれたっていいじゃない？」
「この地の雪原はお前を思い出させる。どこまでも限りなく――白い。まるでお前の掲げる理想そのものだ。しかし同時に儚くもある。春が来れば、いつかは消え去ってしまう光景だ。それだけではない。まっさらな新雪には、誰もが自らの足跡で蹂躙したくなるものだ。……それは、俺も例外ではない」
→この二人に関してはよくある設定ですが、当然遠距離恋愛です。なので互いに直接言い合ってるわけではないですよ。そこがまた萌えるんですよね～（笑）
■キーワード２ 『月』
「あなたはあの月に似ているわね」
「どういう意味だ？」
「わたくし達に見えているのは、いつも同じ面。裏側は決して見えないでしょう？」
「……見えるさ」
「見えないわ」
「お前が、自ら赴けばいい――月は、逃げない」
→意味不明？ ヒイロ一勝（←勝負か！？）
■キーワード３ 『花』
「嬉しいわ。今年はちゃんと、直接来てくれたのね。……嬉しいわ。本当に」
「手ぶらでもか？」
「勿論よ。あなたさえいてくれれば」
「……本当は花でも持って来ようかと思っていた。だが、やめた」
「なぜ？」
「お前に似合う花が見つからなかった」
「……」
「どんな花でも、お前の前では色褪せる」
→ありがちなオチ（笑） またしてもヒイロの勝ち。
状況的にはリリーナの誕生日ってことで。そういえば4/8なんですよね。もうすぐだ。グッドタイミング（←自分で言うな；）
■キーワード４ 『鳥』
「鳥はいいわね。あの広い空を、自由に飛べる。もしも鳥になれたなら、いつだってあなたのところへと飛んでいくことができるのに」
「……捕らえられて、籠に閉じ込められることもある」
「構わないわ。あなたという籠の中になら」
→私の中での二人の受攻は、特に定まっていない模様。今回はリリーナの勝利。
■キーワード５ 『風』
「お前は台風の目だな。お前の上だけは晴れて澄んでいるのに、お前の周りは荒れる」
「酷いたとえね」
「事実だ。お前と言う気圧の中心に、全てのものが引き込まれていく」
「……あなたも引き込まれたのかしら？」
「そうだ」
→口説き言葉にしては色気がないですが、これもまたヒイリリなのです（←嘘つけ；） 引き分け？
■キーワード６ 『無』
「俺は何も持っていなかった。失うものなど、何もないはずだった。だから――どんなことでもできると思っていた。失うもののない俺だからこそ、できるのだと。やらなければならないのだと」
「そんな風に思える心を、あなたは持っていたわ」
「持っていなかった。初めは、持っていなかったんだ」
「お前が、無だった俺の心のなかを占めてしまうまでは」
→TVシリーズ終了後、MO-Ⅱでの会話かな。意外と素でこういうことを言う人ですよね、彼。これはヒイロの勝ちかな。
■キーワード７ 『光』
「あなたはすぐに、わたくしに背を向けてしまうのね」
「仕方ないだろう。お前はまぶしすぎるんだ」
→うわ……（汗） またしてもヒイロの勝利。
■キーワード８ 『水』
「例えるならば、あなたは水ね。どんなところへでも形を変えて流れ込み、静かに流れているかと思えば、何もかも押し流して破壊してしまう力をも秘めている。そうやってあなたはわたくしの中にも入り込んで、わたくしをめちゃめちゃに壊してしまうの」
→次のワードでヒイロの反撃。
■キーワード９ 『火』
「ならばお前はさしずめ火だな。触れたもの全てを燃え上がらせる」
→というわけで、引き分け。
■キーワード１０『時』
「このまま時間が止まってしまえばいいのに。そうすれば、あなたはずっとここに――わたくしのところにいてくれる」
→ヒイロ完封（笑） でもトータルではヒイロの勝ちかな（←だからなぜ勝負？）
