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ギャグ・こきおろしネタ注意。シリアス要素皆無です。苦手な方はご注意下さい。
常に神聖であるべき場所で、修羅場が繰り広げられていた。
女の悲鳴が上がり、男の怒号が響く。
「放して!」
「良いと言うまでは放さん!」
「だから、駄目だって言っているでしょう!?」
「なぜ駄目なんだ! 減るわけでもあるまい!」
「嫌だといったら嫌です!」
「一度くらい構わんだろう!? 触らせてくれ! せめて見せろ!」
「ぜったいに、駄目ーーーー!!!」
不意に空気がざわめいた。低い声が宣告のように響きわたる。
「ギャラクシアン・エクスプロージョン!」
声にぎょっとしたのと同時に、一輝は天高く吹き飛ばされていた。女の手首を掴んでいた手が、今は虚しく宙を掻く。飛ばされる前に鋭い衝撃が来て、つい放してしまったのを覚えている。
完全に油断していた。何の力も感じない女一人と思って、警戒などみじんもしていなかった。なにしろここは聖域の最奥、十二宮も越えたところにある、文字通り女神アテナのお膝元。
まさか、あの男にいきなり技を仕掛けられるとは露とも思ってはいなかったのだ。
頭から地面に落ちる。とっさに小宇宙でガードして、抉れたのは固い石畳のほうだった。それでも衝撃が全くないわけではない。痛む鼻先を押さえつつ、一輝はかつて敵だった男を睨みつけた。
「貴様……なんのつもりだ!?」
「それはこちらの台詞だ、フェニックス。お前こそどういうつもりだ!」
眼光鋭く睨み返すカノンの右腕には、先程まで一輝ともみ合っていた女が抱え込まれている。堂々たる体躯のカノンに抱きかかえられた女はいっそう小さくか弱く見えた。
だがそれは見た目だけのことと一輝は既に知っている。今のカノンに負けず劣らず、苛烈な目をした女だったのだから。
身を起こす。ぱらぱらと床材の破片が地に戻る。なおも女に――カノンに向かおうとした一輝へと、なにかが真っ直ぐに飛んできた。絡め取る。
どうと地に倒れ、ぎりりと身体を締め付けられた。一輝は顔をあげる。苦しい息の元、口を開いた。
「……何をするのだ、瞬!」
兄を星雲鎖(ネビュラチェーン)で拘束する弟は、いつもの優しい表情をかなぐり捨てて叫ぶ。
「兄さんこそ、なにをしているのさ! よりにもよってこんなところで女の人に無体をしているなんて! 見損なったよ!」
「そうだぞ一輝! どういうつもりだ!? こっそり行方をくらませたのは、まさか<ピー>をする為だったのか! なんと破廉恥な!」
「社会適応力がいくら低かろうと、お前はそれでも心根だけは立派な男だと思っていたのに! <ピー>に走るとは……この氷河、情けなくて涙が出てくるぞ!」
「そんなに鼻血垂らしてまで、<ピー>するつもりだったのか一輝! もう許せない! いくらお前だって容赦しないぜ!」
最愛の弟のみならず、一応兄弟でもある紫龍・氷河・星矢にまで責めたてられて、一輝は一気に色を失った。
「ま……待て! 鼻血はそこの世界征服挫折双子(弟)にやられたせいだ! それに<ピー>ってなんだ! 何の効果音だ!? 全然意味がわからんぞ!? て、ちょ、やめ――!!!!」
さらに鎖で締め上げられ、さすがの一輝も意識を失いかけた。だが耐える。最後の力を振り絞った。幾多もの激闘を乗り越えてきた一輝だからこそ到達できる究極の境地。第七感(セブンセンシズ)をも発動させる。
「――ならば聞こう! お前達! あれを見ても俺と同じことをしなかったと、本当に言えるのか!?」
戒めをその脅威の力で打ち破る。指を差した。
果たして兄弟たちは、一輝の指し示す方に目を遣り――しばし絶句した。
わずかな間の後、絶叫が響き渡った。
「な……なにぃ! あれは! あの白い奴は……!」
「間違いない! あれこそが……!」
「「「「ガンダム!!!」」」」
もはや誰が何を言ったのか、一輝には判別できなかった。力尽き、地面に崩折れる。
そんな一輝を省みることなく、子供たちは崖っぷちまで駆け寄り、食い入るように『ガンダム』を見下ろした。
星矢が目をキラキラさせて指差す。
「すっげー! 本物だよなアレ!」
「うむ。型式はわからんが、あの顔、あの色。間違いない」
腕を組んで紫龍が感激に打ち震えれば、氷河がどこからか本を取り出している。
「やはりここには載っていないな。シリーズが違うのか……」
「『MS大図鑑』? ……お前、そんなものを持ち歩いているのか……」
「氷河、好きだもんな~。って、俺もだけどさ! 紫龍だって人のこと、言えないだろ?」
「まあな。ところで氷河」
「なんだ?」
「後でその本、貸してくれないか?」
ぎゃあぎゃあ騒ぐ声を聞きながら呆然としていた は、カノンの声でようやく我に返った。
「大丈夫か、 ? まだ何もされていないな?」
「ええ。大丈夫。まだ指一本触られていません」
妙な返答にカノンは首を傾げる。
「指一本? そのわりには随分揉みあってたようだが……?」
それよりも、と は騒ぎ続けている子供達を見た。
「……なんなの、あの人たち……」
カノンに抱えられたまま、その逞しい腕を細い指できゅっと握り、 は呟く。
その声を聞き咎め、カノンは腕の中の を見下ろす。視線に気づいたのか、 は顔を上向かせた。
「確か青銅聖闘士で、聖戦を終わらせた英雄……なんでしょう?」
「ああ」
「なのになんで……『ガンダム』なんて単語を知っているの……!」
それもそうだ。カノンは記憶の底を探る。 だって今は自分のモビルスーツをガンダムとは呼称していない。
「あの~」
不意に声が掛かった。驚いたのか、 の肩が跳ね上がってカノンの胸にぶつかる。よほど先程の一輝が怖かったのだろうか。
「さっきは兄がどうも失礼しました。僕はアンドロメダの青銅聖闘士で、瞬といいます。あなたが、 さんですか?」
いかにも申し訳なさそうに頭を下げに来たのは瞬だった。深々と頭を下げ、ゆっくりと上げる。にっこりと微笑んだ。
カノンにぴったりくっついていた の動きが止まる。接しているからわかった。息まで詰めている。怪訝に思って見下ろせば、なんとほんのり赤面していた。
開いた口が塞がらないとはまさにこのことだ。カノンもまた硬直する。 の嗜好を疑った。
やがておずおずと は頷いた。
「はい。 ・ユイと申します。――私の方こそ、ごめんなさい。いきなり声を掛けられて驚いてしまって……」
声が上擦っている。というより、裏声というかよそ行きの声というやつだろうか。そういえば喋り方もいつもとは随分違う。
瞬の目が、カノンの腕を掴んだままの の手首で留まった。そっと手を伸ばす。
「ああ、これ、兄さんが? 本当にすみません。すっかり赤くなってしまって……痛みますか?」
言いながら鬱血してしまっている箇所を撫でた。 はされるがままになっている。カノンの目は点になった。――もしかしたら白目を剥いていたのかもしれない。
あまつさえ、更に の声が細く高く揺れる。
「少し……痛いですけど、でも大丈夫です……」
答える の表情はカノンからは見えないが、声の調子や雰囲気から察することはできた。けなげに微笑んでいるに違いない。
助けてやったのは俺だろう。そんな思いが閃光のようにカノンの脳裏で弾けた。抱えていた を離したのは脊椎反射のようなものだ。空いた手で、瞬から の手を奪い返す。まじまじと検分した。
「ずいぶん力いっぱい捻られたな。何故抵抗しなかった?」
「したんだけど……間に合わなくて」
「間に合わなかった?」
聞き返せば、 の瞳が少し離れた地点を探すように動いた。視線を追う。
「うわ~、これ、 さんの?」
星矢が銃を一丁、拾い上げていた。 に向かって振りかざす。 が頷けば、二人に向かって歩き出した。
「下手に触ると危ないんじゃないか?」
恐る恐る指差しながら紫龍が忠告すれば、横合いから覗き込んだ氷河がひょいと星矢の手からそれを掠め取る。
「あ、返せよ氷河」
「安全装置(セイフティ)が掛かったままだ。そんなに危なくないだろう。……それにしてもデカい銃だな」
やり取りを聞いたカノンの片眉が跳ね上がった。
「安全装置も解除できなかったのか? とんだ失態だな。挙句に振り払われて」
なぜだか苛々する。つい語気も荒く言い募れば、 はかわいそうなくらい萎れてしまった。蚊の泣くような声で告白する。
「片手では解除できなくて……」
その事実は、どうやら自分でも相当ショックだったらしい。
「だからそんな身の丈にそぐわないヤツはやめて、もっと手のサイズに合った実用的な銃を持てといつも」
「撃てないんだったら、遠慮しないでそれで殴っちゃえば良かったんですよ! それだけ大きくて重そうなら十分実用的鈍器として使えますって」
カノンの小言を遮って、瞬がさらりと言ってのけた。
「アンドロメダよ……お前、実は本当にハーデスでしたとか、そういうことはないか……?」
「やだなぁ、カノン――そんなこと、あるわけないじゃないですか」
にっこりと微笑む瞬にこれほど身の毛がよだつ思いをさせられるとは、カノンは思いもしなかった。
「はいこれ、返すぜ」
再び氷河の手から銃を奪還していた星矢が、名残惜しそうにしつつも に手渡した。
「……ありがとう」
ところで、と。
言い差した と青銅聖闘士達の声が見事に重なった。
「お先にどうぞ」
が発言権を譲る。星矢のみならず紫龍も氷河も、そして瞬までもが に向かって大人には到底真似のできない爽やかスマイルを向けているからだろうと、カノンは邪推したくなった。
「 さんとカノンて、できてんの? ――って、痛って~!」
言った途端に星矢は周囲から頭を殴られ腹に手刀を叩き込まれ足をしたたかに踏まれていた。
アホなことを言うからだとカノンが思った瞬間、星矢は手よりも遅れた口での突っ込みに曝される。
「言葉を選べ、バカが」
「物には聞きようというものがあるだろう」
「もうちょっとオブラートに包むことを覚えようよ、星矢」
氷河、紫龍、瞬の三人に一斉に言われて、反論のしようがない星矢である。さらに苦しそうな声が重なった。
「……お前ら、もうちょっと他に聞かなければならんことがあるだろう……!」
砂と瓦礫で汚れ、フラフラとしながらも歩み寄ってきたのは一輝だった。鼻をぬぐっているハンカチが妙に綺麗でアイロンまで効いているようなのがなんともそぐわない。
「なんだ、もう復活したの?」
「……瞬、お前……いや、なんでもない」
さりげなく目元もハンカチで押さえて、一輝は と今一度向かい合った。カノンは を背後に匿う。
「はいはい! 一輝のターン、ここまでな」
口を開きかけた一輝を星矢が押しのけた。
「おい……っ!」
目を剥く一輝の肩をつかんでさらに後ろへ引っ張ったのは氷河だ。
「後がつかえてるんだ」
「大体、お前の聞きたい事など俺たちはもう知っている」
「な……なんだと!?」
紫龍の言葉に衝撃を受けた一輝に、瞬がついに止めを刺した。
「そうそう。勝手に一人でふらふらとどっかに行っちゃうから、必要な話も聞けないんだよ。どうせ さんに酷いことしたのだって、人の話も聞かないうえに許可ももらわないでこんなところまでのこのこやってきて、明らかに部外者っぽいヒトがいるからって簡単に尋問しようとしたってとこでしょ。そしたらガンダムなんて見ちゃったもんだから、どうせ見せろとか乗せろとか無理言ったんでしょ。兄さん、なにげに大好きだもんね、モビルスーツ。こないだも新発売だったプラモデルにお小遣いを使い果たしてたのを知らない僕だとでも思ってるの? だいたいさ、ちゃんと他の人に声をかけておけば さんのことくらい聞けたはずなんだよ。モビルスーツがここにあって、沙織さんも承認済みだってことをさ。他人がそうそう触っていいものじゃないってことも含めてね。いい加減その単独行動癖、やめたら? ていうか、せめて許可の要るところにはちゃんと筋を通してから行動してよね。僕がいつも、後からどれだけ頭を下げて回ってるか、わかってる?」
瞬の目が据わっている。いつの間にか正座していた一輝は、うなだれて説教を受けていた。
哀れな。カノンは先程自ら張り飛ばした一輝からやるせなく目を逸らす。言葉遣いはともかくとして、まさかアンドロメダがあんなにもサガ属性だとは思いもよらなかった。あれでは普段の自分達を見ているようではないか。とてもではないが正視に耐えない。
そんな背後の愁嘆場には目もくれず、嬉々とした表情で星矢が に詰め寄る――実際には を背後に匿ったカノンに迫っている。
「あのガンダム、 さんのなんだよね?」
「はい……」
「では、もしかするとあなたはニュータイプだったりするんですか?」
氷河もずずいと近寄ってきた。思わず身を引くカノン。その後ろで、 が首を傾げる。
「ニュータイプ?」
「あれ? 知らないんですか?」
「知りません。なんのことでしょう?」
「えー! ガンダムといえば、ニュータイプでしょ!」
星矢が声を張り上げれば、黙っていた紫龍もつられたのか口を開いた。
「仮面をつけた敵とかもいるのだろうか?」
「赤くすると、3倍早くなるなんて嘘だよね」
瞬までもが口を挟み出した。
ついには弾幕はどのくらい張らなければ薄いと言われてしまうのかとか、ぼうやってどんな感じなのかとか、親父は子供を殴らないのかとか、『時』ってどういうふうに見えるのかとか、子供たちは謎質問を弾丸のように容赦なく に浴びせ始めた。
当然 は彼らの質問に答えるどころではない。さっぱり理解できなかったのだから。
結果。
いい加減にしろ小僧ども!!、とどこかで聞いたような叫びと共に派手な破壊音があがり、その音はこの朝、聖域中に響き渡ったと言う。
***
青銅の英雄達が聖域を騒々しくさせてから数日後。
所々新しい石が入って斑模様に見えるアテナ神像の広場にカノンはいつもどおり訪れた。季節には少し早い炎天下の昼下がり、わずかに神像の足元にのみ名残惜しそうに影がわだかまる。
その影の中にカノンは目を凝らした。――影ではない、なにかが横臥している。
「 !?」
駆け寄った。
一体何があった? 慌てて抱き起こしても、頭ががくりと力なく垂れる。はずみで手から何かが転がり落ちたが、カノンは頓着せずに頬をぴたぴたと叩いた。呼びかける。
「 ! ?」
心なしか顔色が悪い。もしや熱中症かと危惧したが、汗をかいている様子もなければ呼吸も正常。そもそもここはずっと日陰だったはず。
ふと目を転じれば、辺りにはPCを初めとしてなにか端末のようなものが置かれ、飲料の入ったボトルが置いてある。そしてなにやら可愛らしい柄の布が広げられている上には切り口も綺麗なサンドイッチが数個残されていた。
「……まさか」
カノンは先程 の手から転がり落ちたものを探す。――食べかけのサンドイッチだった。
抱えた の顔をまじまじと見つめる。規則正しい呼吸。これは――。
「起きろ ! 敵襲だ!!!」
がくがくと揺さぶって叫んでやった。
「……機種は? 何機!?」
がば、と自ら身を起こして は辺りを見回す。動作がまだけだるげだ。左右に振られた長い髪が肩をつかんだままだったカノンの手に当たった。少し痛い。
その髪をわしっとつかんで、カノンは の顔を正面から覗き込んだ。
「居眠りとは、いいご身分だな」
その一言でようやく目が覚めたらしい。 の頬にさっと朱が浮かんだ。うつむいて、そそくさと引っ張られている髪を回収する。
「ご……ごめんなさい。つい」
「まったく。驚かせやがって」
これみよがしに溜息をついてやれば、 は縮こまった。
しゃがみこんだまま置かれたサンドイッチをつまみ上げ、カノンは口に放り込んだ。あ、と小さく抗議の声があがる。
「せっかく星華さんが作ってくれたのに……」
黙殺した。そのうちのひとつをうっかり転がしてしまった に文句を言う資格などない。もくもくと咀嚼して、飲み込む。
最後のひとつに が慌てて手を伸ばす。しかしカノンの速度に勝てるわけもない。
私の昼ごはん、と力なくつぶやく を尻目に、カノンはありがたく味わったのだった。
「で、どうしたんだ、最近?」
飲料のボトルだけはなんとか抱え込んだ に、カノンは声をかける。
「ここ数日、顔色が悪いしぼんやりしている。挙句の果てに居眠りとは、らしくもない」
気になっていたことをずばりと指摘してやった。
途端に は目を泳がせ始める。まったくもって、らしくない。
「なんだ? なにかあるのか?」
重ねて問えば、 は手元のボトルだけを見つめながらポツリとつぶやいた。
「ガンダム……」
「なに?」
眉が跳ね上がるのが自分でもわかった。そんなカノンをちらりと見上げ、 は観念したように申告する。
「青銅の皆さんに教えてもらった機動戦士ガンダムという作品を、その……夜に……」
へ向ける目はもはや半眼だろう。額に青筋も浮いている気がする。 がまた俯いてしまったのがいい証拠だ。
「動画サイトで視聴してました! 気がついたら朝、という日が続いてて!」
最後には自棄になったのか目を伏せながらも叫ぶように言い切った。
そしてカノンのどこかで、何かが切れる音がした。
「このバカが――――!」
「ご……ごめんなさい!」
結局、急用も任務もない日の昼間のうちだけ違法サイトからではなく正規版のみの視聴を許可、などと至極もっともながらも情けない約束をさせられて、 は全話を見きったらしい。
――と、この世界ではアニメ作品としてガンダムというストーリーが知られていると に教えた青銅たちは、後に童虎からそう聞かされたと言う。
...and Girl meets G
Boys meet G2 END
後書きです。 かなり昔から考えていたネタ小話でした。
ちなみに星矢達がハマっているとおぼしき作品はファースト→ZZくらいまでを想定。
つまり星矢がリアルタイムで連載・放映されていたのと同時期までに作られていた一連のシリーズ。
Wはその後5年を待たなければならないので、当然氷河が持っていた本にも載っていません。
ヒロイン側もファーストは黒歴史の中のことなので、詳細は知りません(笑)
この話の取っ掛かりを考え付いた当初は中の人繋がりネタを考えてたんですが、
変更騒ぎですっかりやる気をなくして、思いついたこと自体すっかり忘れてたんです(←どんだけ昔なのさ)
でもふと思い出して、全く別方向で考え直してみました。
青銅一軍の面々、中高生なんですもんね。
男の子ですしね。
ガンダム、好きだよね。
……って(^^)
この描写じゃ、好きというより所謂ガノタですけど(汗)
ま、ネタですから。
さらに言えば、当初はギャグのつもりだったんですけど、フタを開けてみればただのオールキャラこき下ろし話になってました。
……なんでだろ?
童虎意外、全員もれなく平等にこき下ろしておいたので(ていうか、気付いたらそうなってた)特定のキャラいじめではないとご理解下さい。
一輝とカノンのこき下ろし方が激しいのは、単に書きやすかったからであって他意はありません。
ちなみに文中の、カノン会社員経験済み発言の真意に関しては、Side-S長編11章3話をご参照下さい。
決してフツーの会社員ではありませんので(笑)
それから銃が云々について。
ヒロインの銃は当初からデザートイーグル(.50AE)をイメージしていたんですが、
さすがに取り回し悪すぎるよねと最近になってようやく思い至りました。
そこでH&K USPとかグロック19とかね、いいんじゃないかと。調達もラクそうだし、大きさもいいかなと。
そのへんに持ち替えてもらおうかなとか思ったんです。……私も欲しい。勿論エアガン(笑) 安いのでいいから。
今ウチにあるデザートイーグルは丸が四つつくくらいだっただけあって重いし、反動を含めて、使ってみると動作がすごく気持ちいいんですよ。
まあ、あそこまで求めないから、一丁欲しいなぁ。
……あれ?
誰もついてこなくなってますか。そうですか(笑)
これでも調べながら書いてますので、決して詳しい怪しいヒトじゃない(はず)なので、逃げないで~!(←無理)